HAI 2025 にて Best Paper Award を受賞

2025年11月10～13日に横浜で開催された　The 13th International Conference on Human-Agent Interaction (HAI 2025)　において、九州大学・福嶋研究室と当研究室（善甫准教授）との共同研究論文がBest Paper Award を受賞しました。

採択率わずか30%という狭き門を突破し、当研究が高く評価され、素晴らしい賞をいただくことができました。

【受賞者】

Yudai Honda, Yuki Fujita, Keiichi Zempo, Shogo Fukushima

【学会・授与式】

• The 13th International Conference on Human-Agent Interaction (HAI 2025)
• 日本・横浜
• 2025年11月10～13日

【受賞対象】

「Human-Like Remembering and Forgetting in LLM Agents: An ACT-R-Inspired Memory Architecture」

（LLMエージェントにおける人間的な記憶と忘却：ACT-Rに着想を得た記憶アーキテクチャ）

【内容】

認知科学のモデルであるACT-Rの記憶構造を大規模言語モデル（LLM）に導入し、人間のように時とともに忘却・強化される「記憶」を持つAIエージェントの構成を研究しました。

※ACT-R（Adaptive Control of Thought—Rational）：人間の認知プロセスをモデル化した計算理論。記憶や注意、問題解決などの認知的なタスクをシミュレーションすることで、人間の思考を理解し再現することを目指します。