【学会発表】国際学会「ICSV32」にて研究成果を発表
2026年7月、トルコ・イスタンブールで開催された音響と振動に関する国際学会「ICSV32(32nd International Congress on Sound and Vibration)」にて、当研究室より3名のメンバーが参加しました。
音声解析、音源定位、インタラクティブ音響システムなど、それぞれの視点から「音」の可能性を拡張する最先端の研究成果を報告しています。
▸学会
- The 32nd International Congress on Sound and Vibration (ICSV32)
- トルコ・イスタンブール
- 2027年7月5~10日
- URL:https://www.icsv32.org/
🎙 発表内容
‣ 01. 音声の「強調」をAIで解析する
- 発表者: 清水 紘輔(B3)
- タイトル: “INDEPENDENT CUE RANKINGS IN PROSODIC PROMINENCE: COMPARING HUMAN AND CWT LABELS“
- 概要: 人が発話する際の「強調(プロミレンス)」について、人間の主観評価とCWT(連続ウェーブレット変換)を用いた自動判定を比較・解析。より自然な音声対話システムや高度な音声認識の基盤となる基礎研究です。(本年4月の国際学会「CHI 2026」に続く発表となります)
‣ 02. 制約された空間で正確に音を捉える
- 発表者: 小西 陸心(M1)
- タイトル: “NUMERICAL ANALYSIS OF CALIBRATION STRATEGY FOR TDOA LOCALIZATION WITH CONSTRAINED ARRAY GEOMETRIES“
- 概要: スマートスピーカーや小型ロボットなど、マイクの配置スペースが制限された機器における音源定位技術。計算のズレを補正する初期調整(キャリブレーション)手法を数値解析によって最適化し、実用性を大幅に向上させました。
‣ 03. オノマトペを用いた直感的な音響編集
- 発表者: 辻 雄太(M1)
- タイトル: “INTERACTIVE AUDIO EDITING SYSTEM FOR ALIGNING SOUND WITH USER INTENT VIA ONOMATOPOEIA“
- 概要: 「ザーザー」「キラキラ」といったオノマトペをインターフェースに組み込み、専門知識を必要とせず、ユーザーの脳内イメージ通りに音を直感的に調整・編集できるインタラクティブな音響システムを開発しました。
世界各国の研究者が集う国際舞台での経験を糧に、当研究室では今後も社会に実装される次世代技術の研究・開発を加速させていきます。

